【数秘術9】意味・性格・恋愛・仕事の特徴

数秘術とは、今から2000年以上も昔の古代ギリシアで誕生した、1〜9の自然数で運勢を占うシンプルな占術です。

誕生日や名前から自分の数秘を計算することで、現世の使命や他の数秘との相性を知ることができます。

物事を客観視できる数秘9は、知的で頭脳明晰な、数秘1〜8のまとめ役。

この記事では、数秘術9の基本的な意味や運命について、数秘術鑑定士の筆者が詳しく解説していきます。

数秘術9の意味

数秘術の9には「完成」や「全体」という意味があり、数秘1〜8を理解したりまとめる役割を担う数です。

数秘9の意味…完成、全体、手放し、博愛、受容、不変、無、混沌

数秘9は、その場や人のエネルギーを感じ取る力が強く、言動や思考を柔軟に切り替えられる人。

逆に、数秘9の空気を読む力が裏目に出ると、ストレスを溜め込んだり悩みを人に打ち明けられないという欠点にもなります。

数秘術9のコアナンバー

数秘術には「コアナンバー」と呼ばれる4種類の数があり、生年月日を足し算するライフパスナンバー（運命数）以外にも様々なナンバーがあります。

コアナンバーは計算方法がそれぞれ違うため、運命数以外の自分のナンバーを知ることで、新たな一面を発見できるでしょう。

数秘術9の有名人

カバラ数秘術9の占い方

数秘術の様々な流派の中で最も有名な「カバラ数秘術」では、ユダヤの思想を取り入れた独自の方法で運勢を占います。

古典的な数秘術とカバラ数秘術の診断結果を比べることで、自分自身をいろんな角度から知ることができるでしょう。

数秘術9の性格の特徴

数秘9の性格の長所

数秘9の人の特徴は、精神的に自立している人や自立心の強い人が多いこと。

自由を愛し、自分のペースをコントロールできるうちは、1人でも集団の中でも能力を発揮することができます。

また数秘9の人は、自分の本心を直接的に伝えることがあまりなく、聞き役に回ることが多いタイプ。

その場の状況を冷静に分析できたり相手の欲求にいち早く気づけるため、周りから気配り上手な人に見られることも多いでしょう。

そして人や場のエネルギーに敏感な数秘術9は、スピリチュアルの世界に興味を持つ人もよくいます。

人生の楽しみや目的・愛・平和・哲学・倫理観といった精神世界の探求も好きで、人間関係や恋愛に活かすことで心豊かに生きられるようになるでしょう。

数秘9の性格の短所

自由を愛する数秘9は、規則に縛られすぎたり相手から束縛をされると息苦しさを感じます。

まとめ役の数秘9はルールを重んじるタイプですが、そのルールに「納得できること」をより重視します。

また気配り上手に見られる数秘9の人ですが、その場の空気を乱さないように気遣いすぎて神経質になる一面もあります。

数秘術9は基本的に打たれ強い心の持ち主ですが、我慢しすぎると溜めたストレスが突然爆発したり、うまく浄化できずうつ気味になってしまうことも。

相性の良くない人から離れて好きな人と過ごしたり、一人になれる時間をしっかり作るなど、人目を気にしなくていい時間や環境を作ることが大切です。

数秘術9の恋愛の傾向

数秘9の恋愛の強み

数秘9は、好きな人の前では恥ずかしがり屋になりますが、内心は相手への想いでいっぱいな奥手なタイプです。

恋愛も基本は聞き役に回りますが、自分の興味や共通の話題に関しては積極的に話したくなることもあり、オンとオフのギャップが魅力です。

また、数秘1〜8のまとめ役の数秘9ですが、恋人や夫婦のような特定の人に尽くしたい気持ちもあります。

元々が気遣い上手な性格のため、相手に遠慮したり無理に背伸びをしなければ、交際後も円満な関係を続けられるでしょう。

そんな数秘9と相性の良い相手は、自分の意見や内面を気楽に打ち明けられる、聞き上手な人。

プライベートな自分を受け入れてくれる人を好きになりやすく、外見より精神的な繋がりを重視すると恋愛がうまくいきやすくなります。

数秘9の恋愛の弱み

自立心の強い数秘術9は、一目惚れすることが少なく、交際までに時間がかかる大器晩成タイプです。

時間をかけて信頼関係を育めることは、見方を変えれば長所になります。

数秘9の人は、交際前から結婚まで想像できる人も多く、いざ特別な仲になってからは浮気せず相手に尽くすことができるでしょう。

そんな精神的に自立している数秘9のあなたにとって、望まない恋愛や結婚は禁物。

恋愛に関しては受け身の数秘9は、自分ではなく両親を安心させるためだったり友達の結婚に焦ってしまうと、ありのままの自分を見せられず苦労するでしょう。

どの数秘にも合わせられるからこそ、恋人や結婚相手は「波長が自然に合ってしまう人」が理想です。

数秘術9の仕事の傾向

数秘術9の適職

数秘1〜8の長所を活かす力がある数秘術9の適職は、教師や政治家のような多くの人をまとめて同じ方向に導く仕事。

また、人からの指示に従うよりも、自分のビジョンを実現できたり創意工夫が自由にできる働き方も向いています。

本音を言うことが苦手な数秘9の人は、絵や音楽などの創作物で内面を表現することで、多くの人を喜ばせたり影響を与えられるでしょう。

金銭面に関しては、数術9はお金に関する欲求があまりなく、やりがいを重視するタイプです。

そのため仕事も、自分の興味や働きやすさを優先することで、お金も自然と入ってくるようになるでしょう。

数秘術9が苦手なこと

数秘術9は、やりたい仕事をやらせてもらえなかったり納得できない規則やノルマに縛られると、持ち前の才能を発揮できません。

仕事の量やペースを自分でコントロールできる仕事が向いているため、居心地の悪い職場に留まるよりは、転職や独立を早めに決断するほうが良いでしょう。

また1〜8のまとめ役の数秘9は、物事の理解力や包容力が高すぎて、優柔不断になってしまうことがあります。

競争したり一番になることには関心がなく、自分が先頭に立つタイプのリーダーには向いていません。

自分に対して責任を感じすぎず、周りの人を頼ったり仕事を任せられれば、あなた自身も得意な仕事に集中することができるでしょう。

まとめ｜数秘術9の特徴

数秘術9は、個人よりもチームをまとめたり仲間全員に尽くすことが得意な人。

ありのままの自分を見せられる人と狭く深いお付き合いができると、恋愛だけでなく全体の運気も上がります。

数秘術で判明した自分の長所や魅力を、今後の人生に役立ててくださいね。